※記事内には広告が含まれています
内定者の方からアドバイスが聞ける『就活相談会』やOB訪問の受付などをLINEを通じて行っています！
今なら期間限定で『内定者が暴露してくれた！選考情報動画』を無料プレゼント！
目次
35社を一気に！製薬会社 将来性ランキング【新薬が多いのはどこ？ 2023年最新版】
こんにちは、製薬会社勤務11年のけいとです。
製薬会社の「将来性」＝「新薬の数」をランキング形式で一気に紹介します！
▼下の２つの条件で、新薬の数をカウント
①日本でこれから発売される新薬（海外の開発パイプラインは含まない）
②薬の開発試験が最終段階（PhaseⅢ）まで進んでいる。もしくは申請段階までこぎつけてるもの
（薬の開発試験は途中で失敗することもよくあるからです）
35社もカウントしました（笑）
こんな情報は他にはないと思うので、ぜひ就活や転職での会社選びに活用ください。
それでは、さっそくランキングを見ていきましょう。
全体のランキングです。
17～35位だけを抜粋しています。
新薬の数は1コから4コです。
つづいて、上位陣です。1～16位。
新薬の数は５コから２３コです。
このように、製薬会社によって、これから日本で発売される薬は
1コから23コまで、めちゃくちゃ幅が広いです！
それでは、ここから気になる企業についてみていきましょう。
YouTubeでも解説してます！
就活や転職では情報が命なので、ぜひチャンネル登録お願いします！
第１位 武田薬品 新薬の数は23コで最多！
武田薬品が新薬の数が多い理由は、なんといっても『シャイアー買収』。
2018年、武田のシャイアー社 買収で使ったお金は6.2兆円！
これによって武田は強力なパイプラインを手に入れています。
新薬が23コあるのがスゴイのはもちろんですが、
『がん領域で5コ』『希少疾患で6コ』と、将来有望な分野でバランスよく新薬をもっています。
特に、2023年は希少疾患で多くのイベントを控えています。
正直MRとして働くなら、かなり良い経験ができる環境ですね。
23コともっとも多い新薬の数があり、しかも「がん」「希少疾患」の分野に強い武田薬品はかなり魅力です。
武田薬品の企業研究を見てみる分かりますが、新卒の採用数は少な目。
逆に中途での採用数が多い傾向にあります。
なので、MRとして転職するのであれば、わりと可能性がある会社です。武田はMR求人も継続的にでています。
20代後半から30代半ばまでが、いちばん転職には有利になります。
20代や30代、それぞれにあった転職エージェントから案件をもらって早めにチャレンジしていきましょう。
2023年現在、武田はかなり有望な転職先です。
第２位 ファイザー 新薬の数は22コ！
ファイザーも武田を同じく、『希少疾患』で6個 『がん領域』で7個と言った感じで、この２つの領域に強みがあります。
これからの新薬にはまったく困らないラインアップですね。
ファイザーの新薬の状況について詳しくはこちらの記事で詳しく紹介していますので
ご興味があるかたは是非ご覧ください。
YouTube動画でもファイザーの新薬の状況についてご紹介しています。
ちなみにファイザーのMR職の募集は「薬学卒のみ」
就職難易度は高い企業ですが、理系就活で役立つツールも活用しながら上手く就活をのりきっていきましょう。
第３位 中外製薬 新薬の数は20コ！
中外製薬の強みがなんといっても『がん領域』
「がん」だけでも11コも新薬をもっているという、とんでもない会社です。
がん領域の専任MR（オンコロジーMR）として働きたい人には、中外製薬はもってこいの会社です。
とはいえ、いま現在の中外製薬はかなりの人気企業なので、入社難易度は高いです。
中外製薬のほかにも、がん専任（オンコロジーMR）として働きやすい会社がありますので、
まずがそちらからチェックしてみるのも良い選択肢です。
同率6位 アストラゼネカ 新薬の数は8コ！ ちょっと注意！
ちょっと気を付けてほしいのが、アストラゼネカ。
アストラゼネカはイーライリリーと並んで、新薬の数は8コと多いです。
アストラゼネカも、「希少疾患」と「がん」の両方に強い会社で
個人的にかなりオススメな会社のひとつです。
抗がん剤に関しては、「タグリッソ」「イミフィンジ」(肺がん)が非常に好調！
さらに、アレクシオン買収で「希少疾患」が強化されました！
ただし、一点注意が必要です。
上記については、あくまでもグローバル全体でのアストラゼネカの状況です。
日本国内だけに限ってみると、アストラゼネカはまだ希少疾患に強い会社ではないからです。
アレクシオンは、アレクシオン・アストラゼネカ・レア・ディジーズとして第一歩を2021年7月21日より踏み出すことになりました。
アレクシオン社HP
なお、日本においてはアストラゼネカ株式会社とアレクシオンファーマ合同会社は当面、それぞれ別の製造販売業者として業務を継続いたします。
ようするに、まだ日本ではアストラゼネカがアレクシオン社の希少疾患の薬を受け継いでいないわけですね。
何が言いたいのかというと、
「希少疾患を扱いたいからアストラゼネカ！」だと期待外れの可能性があるってことです。
ただ、アストラゼネカは、希少疾患意外にも将来性の良い薬をもっているので、
おすすめであることには変わりありません。
記事は続きます。
