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目次
ここを選べば間違いない!今年伸びてる製薬会社を事実ベースで紹介!
こんにちは、製薬MR歴10年のけいとです。
今日はこんな風に困っている方へ。
☑これからその会社を目指すのか決めたいけど
何を参考に会社を選んでいいのか分からない!
【本日の内容】
2022年後半 今から確実に伸びる製薬外資 4選。
※就職、転職の企業選びの参考に!
正直、数年後や数十年後に伸びている会社なんて
誰にも分かりません。
でも、今年や来年くらいの予測なら出来るので
2022年伸びていく会社を紹介します!
さっそく結論から。
2022年後半 伸びる製薬外資 4選
1位:アストラゼネカ(+70億ドル +9,500億円)
2位:アッヴィ (+37億ドル +5,000億円)
3位:グラクソスミスクライン
(+18億ドル +2,400億円)
4位:サノフィ (+3.5億ドル +480億円)
※金額は、前年からの売上アップ額(グローバル全体)です。
動画の場合はこちらです↓
2022年後半 伸びる製薬外資 4選 『アッヴィ』
▼アッヴィ
今年の売上の上昇幅;+37億ドル(+5,000億円)
*2022年7月初旬のレートで計算
アッヴィの売上は5~6兆円くらいなので
約10%アップですね。
アッヴィの原動力は??
免疫疾患治療薬のこちらの2剤
・リウマチ治療薬「リンヴォック」
・乾癬治療薬「スキリージ」
現在伸びている薬です。
両方とも売上が前年2倍の伸びですね。
ちなみに、アッヴィの稼ぎ頭「ヒュミラ(リウマチなどの薬)」は、ちょっと前まで世界で一番売れてる薬でした。
アメリカでの特許切れは2023年に迫ります。
損失は80億ドル=1兆200億円!
アッヴィ全体の売上の15%!
世界最大市場のアメリカでの特許切れの
Xデーは2023年1月31日。
(契約上、アムジェンから後発品が発売される予定とのこと)
このへんでアムジェンの株価ががっつり上がるんでしょうか(笑)
株やってる人は検討してみてもよいのでは。
ヒュミラを失ったあとのアッヴィは大丈夫なの??
こういった疑問もありますが
さきほどの「リンヴォック」「スキリージ」などの伸びる薬があるので大丈夫!
と予想されています。
2022年後半 伸びる製薬外資 4選 『グラクソスミスクライン』
▼グラクソスミスクライン
今年の売上の上昇幅;+18億ドル(+2,400億円)
*2022年7月初旬のレートで計算
グラクソスミスクラインは最近ちょっと大人しい感じでしたね。
2021年は、ワクチン大手なのにコロナワクチン開発に乗り遅れ・・
コロナワクチンで爆益状態のファイザーに
かなり差を付けられてしまった印象です。
でも、今年はちょっと伸びてきそうです。
GSKの原動力は?
帯状疱疹ワクチン「シングリックス」がこれから伸びてきます!
この帯状疱疹のワクチンは、コロナ流行で接種が遅れていました。
ただ、コロナがひと段落したので、これから接種が進むといわれています。
出典:日刊薬業2022年7月2日
ほかにも、RVウイルスのワクチンも開発後期に入ってきています。
グラクソスミスクラインはコロナワクチンで出遅れた分を
他のワクチンで取り返していきます!
2022年後半 伸びる製薬外資 4選 『サノフィ』
▼サノフィ
今年の売上の上昇幅;+3.5億ドル(+480億円)
*2022年7月初旬のレートで計算
サノフィもグラクソスミスクライン同様に最近あんまり良いニュースを聞かない会社です。
今年の伸びも480億円なので若干小粒な印象。
▼サノフィの現状としてはこんな感じ↓
・得意だった糖尿病/循環器から撤退
日本ではLDL-コレステロール薬「プラルエント」が発売中止に!!
・癌領域に特化していくと宣言
とはいえ、開発品はあんまりパッとしない
サノフィの社員の人が見てたら怒られそうですね(笑)
そんなサノフィですが、今年は少し伸びそうです。
サノフィが伸びる要因は??
抗IL-4/13受容体抗体「デュピクセント」が伸びる!
アトピー性皮膚炎・喘息治療薬です。
(売上40億ドル、前年70%増)
爆発的な売り上げが期待できる抗がん剤などではありませんが
地味に売り上げを伸ばしています。
これが今のサノフィの現状ですね。
2022年後半 伸びる製薬外資 4選 トップは『アストラゼネカ』
▼アストラゼネカ
今年の売上の上昇幅;+70億ドル(+9,500億円)
*2022年7月初旬のレートで計算
金額の伸びとしては、製薬外資のなかでダントツです。
アストラゼネカ、今年も飛躍しそうですね!
アストラゼネカの原動力は??
いくつかの薬が爆伸び中です。
・SGLT2阻害薬「フォシーガ」
(30億ドル、前年53%増)
・EGFR阻害薬「タグリッソ」
(50億1500万ドル、前年16%増)
さらに、今年の後半にかけて伸びる要素がまだまだ。
英アストラゼネカ、EUが乳がん治療薬2種を推奨
1つは米同業メルクと共同開発した「リムパーザ」。
遺伝子変異の早期乳がんの成人に対し、単独使用ないし内分泌療法との併用が推奨。
もう1つは第一三共と共同開発した、HER2の多い攻撃的な乳がん患者向けの「エンハーツ」
就活や転職を検討されるかたはぜひアストラゼネカに注目してほしいところです!
まとめ 2022年後半 伸びる製薬外資 4選
2022年後半 伸びる製薬外資 4選
1位:アストラゼネカ(+70億ドル +9,500億円)
2位:アッヴィ (+37億ドル +5,000億円)
3位:グラクソスミスクライン
(+18億ドル +2,400億円)
4位:サノフィ (+3.5億ドル +480億円)