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目次
年収は下がるの?将来性は?オススメ企業『第一三共』を徹底的に企業研究!
こんにちは。製薬勤務歴11年のけいとです。
本日は『第一三共』の企業研究です。
就活や転職では、企業研究はかなり重要ですよね?
企業研究ができていないと、面接で志望動機を語ったとき
面接官から『(内心)どこかで聞いたことある話だな・・』って思われてしまいます・・・
とはいえ、たくさんの企業をしっかり勉強していくのは大変なので
今回の記事で、ラクに時短していきましょう。
【本日の内容】第一三共を徹底解剖!
1. 第一三共ってどんな会社?
2. 近未来予測
3. 気になるお金について(年収/福利厚生)
4. 就活/転職で押さえておくべき情報
YouTubeでも解説しています。動画の方が詳しいので、お時間ある方はこちらをどうぞ!
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第一三共ってどんな会社? 「がん」に強い”創薬企業”
✓国内4番手の内資系製薬会社
▼売上順位
1位 武田薬品 3兆円
2位 大塚HD 1.5兆円
3位 アステラス製薬 1.3兆円
4位 第一三共 1兆円
5位 中外製薬 1兆円
6位 エーザイ 7,500億円
✓開発力の高い”創薬企業”
第一三共は、開発力が高い会社。
「自社で新薬を開発できているところ」に誇りをもっています!
会社ホームページでも、製薬企業ではなく“創薬型企業”と称していて、プライドを感じますね!
開発重視なので、研究開発にかけるお金も高いのが特徴です。
・研究開発費は武田薬品に次ぐ2番目!
・売上の25%を開発に費やす!(業界トップクラス!)
・とくに最近、重点的に開発を進めているのは『がん領域』です。
✓MR(営業職)の評価No,1
第一三共は、ドクターからの評価が高い会社としても有名です。
自社のホームページには、8年連続MR評価No,1と書かれています。
さらに、外部評価でも、MRの評価No,1であることが多いです。
とくに、今強みをもっている科は循環器科ですね。
第一三共の近未来予測 「着実に伸びていく!」
結論としては、近未来の将来性は安心できそうです。
まずは、一番売れてる製品の状況から。
▼一番売れてる商品
リクシアナ(血栓症)
ピーク時2,200億円
総売上に占める割合 19.7%
主力品リクシアナの特許切れは2027年!
大黒柱のリクシアナの特許切れは、あと数年後に迫っていますが、さほど心配はいりません。
その理由は、「第一三共はリクシアナよりも他の製品の売上を伸ばすことに力をいれていくから」
▼リクシアナの売上推移
リクシアナの売上ピークは2024年と予想。
その後は、新しい抗がん剤の売上にシフトしていく予定です。
2027年 特許切れのダメージは少ないと考えられます。
それでは、リクシアナのあとに売上の柱となる薬を具体的にみていきましょう!
✓発売予定の新薬の数 11コとまずまず多い!(全製薬で4位)
これから発売する新薬の数。11コ※も控えていてまずます!
「新薬の数」ランキングでは製薬4位につけています!
※臨床研究のPhaseⅢもしくは申請まで進んでいる発売可能性の高い薬のみ集計
✓内訳としては、新しいタイプの抗がん剤である「3ADC」が主軸。
ADC=抗体薬物複合体
ざっくりいうと、効果も優れていて理論上副作用も少ない抗がん剤です。
第一三共は、これらを3つ持ってるので、3ADCって呼ばれています。
第一三共はこれから3ADCで売上の6割を稼いていく予定です。
実際に開発パイプラインをみても、3ADCの適応追加がズラリと並んでいます。
小さくて見にくいと思いますが、これらすべて3ADCの適応症追加の予定です。
さらに、3ADCのあとにも「抗がん剤」のラインナップが続きます。
第一三共はこれから「がん」に強いメーカーになることは間違いありません。
3ADCのあとも「抗がん剤」が続く!
Rising Starsというネーミングは絶妙にダサい感じですが、
日本の会社っぽくて良いですね。
まあ、とにかくしばらくはずっと「抗がん剤の新発売が連発」といった状況になりそうです。
✓売上も順調に伸びていく予想
2025年の売上は1兆6,000億円!
いま現在の売上は1兆円ですから、1.6倍です。
ここまで爆発的に伸びるのか!?って感じですが、まあ期待はできる状況であることは間違いありません!
ここから、第一三共の「気になるお金の話」です。