※記事内には広告が含まれています
知らないのはもったいない!将来性抜群の製薬会社 外資系大手【イーライリリー/ノバルティス/アッヴィ】
こんにちは。
製薬会社勤務11年のけいとです。
今日はこういった方に向けた記事です。
▼製薬志望の就活生、転職中の方へ
☑製薬会社の将来性、どこが良いのかわからない!
☑これから、たくさん新薬を出してくれる会社ってどこなの?

製薬会社(特にMR)を志望する人にとって
「将来性」は「新薬の数」にかなり左右されますよね。

というけで、今日は『新薬の数』を取り上げます!
下のような条件で、各社の新薬の数をまとめていきます
・日本でこれから発売される新薬(海外の開発パイプラインは含まない)
・薬の開発試験が最終段階(PhaseⅢ)まで進んでいる。もしくは申請段階までこぎつけてるもの
(薬の開発試験は途中で失敗することもよくあるからです)
というけで、まずは結論から。
▼外資製薬大手編 これからの新薬の数は?
・イーライリリー 8コ
・ノバルティス 9コ
・アッヴィ 7コ
YouTubeでもご紹介しています。
就活&転職は情報が命です。
これからも最新情報を発信しますので、お見逃しのないようにチャンネル登録お忘れなく!
イーライリリー 新薬数:8コ
結論
将来性: ★★★★☆
新薬の数はそこまで多くないけど、とにかくポテンシャルの高い新薬が多い!
・超期待の糖尿病薬『マンジャロ』は2023年春ごろ発売!
・アルツハイマー領域もドナネマブを筆頭に、かなり期待できるラインナップ!
▼イーライリリーの現状
・一番の得意領域は「糖尿病」。稼ぎ頭は「トルリシティ(糖尿病薬)」ですね
・そのほかの重点領域である「がん」や「免疫領域」にも、バランスよく主力品をもっています
「がん領域」:ベージニオ(乳がん)
「免疫領域」:トルツ(乾癬)

すでにバランスよく新薬もっていて良い感じです。
稼ぎ頭のトルリシティの後継者が育ってくれば、もっと安心できますね。
それでは、新薬の数をみていきましょう。
イーライリリー 新薬数 8個
まずは、なんといってもアルツハイマー薬。
3つの新薬を持っています。
とくに注目はドナネマブ(donanemab) です!
▼アルツハイマー薬領域の3つの新薬
LY2062430 (一般名: ソラネズマブ) 静注製剤 アルツハイマー薬
LY3002813 (一般名: donanemab) 静注製剤 アルツハイマー薬
LY3372993 (一般名: remternetug) 静注製剤, 皮下注製剤 アルツハイマー薬
『ドナネマブ』は2022年に世の中にでてきた薬のなかで世界一のポテンシャルとも言われています。
5年後の売上予測 60億ドル=8000億円。
もし順調にいけば、ピーク時の売上は確実に1兆円越えの怪物製品です。
つづいては、アルツハイマー以外の領域。
『がん』で2剤、「免疫」で2剤、『糖尿病』で1剤。
バランスよく新薬を発売を予定です!
▼がん
LY3484356 (一般名: Imlunestrant) 経口投与製剤 乳がん
LY3527727 (一般名: pirtobrutinib) 経口投与製剤 慢性リンパ性白血病
▼免疫
LY3650150 (一般名: レブリキズマブ) 皮下注製剤 アトピー性皮膚炎
LY3074828 (一般名: ミリキズマブ) 静注製剤, 皮下注製剤 クローン病
▼糖尿病
LY3209590 (一般名: 未定) 皮下注製剤 2型糖尿病
そして、もう一つ。
すでに日本でも承認(2022年12月現在)されているので
純粋に新薬っていうわけではないんですが
はずせない超期待の新薬「マンジャロ(糖尿病薬)」です!
2023年3月発売予定とされています。
さきほどのアルツハイマー薬「ドナネマブ」に次ぐ世界2番目のポテンシャルと言われていて
5年後の売上予測 49億ドル=6700億円です。

現在の主力品「トルリシティ(糖尿病薬)」の後継者ですね。
とはいえ、ポテンシャルではマンジャロのほうが上でしょう。
イーライリリー まとめ
新薬数は8個
・数は多くないが、ポテンシャルの高い薬が多い!
・今の主力品トルリシティの後継者は『マンジャロ』には超期待!
・加えて、アルツハイマー領域もかなり期待できるラインナップ!
続いてノバルティスです↓