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ちょっと待って!『文系だと製薬会社MRは無理!』って思ってない!?

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ちょっと待って!『文系だと製薬会社MRは無理!』って思ってない!?

☑MRってドクターへの営業だから専門的な知識が必要になりそう。やっぱり文系だと難しいのかな?

☑書類選考でおちることが多いんだけど、やっぱり文系だからダメなのかな?

こんな感じで悩んでいる学生さんから、お悩み相談を頂くことが多いです。

『文系だとMRは難しいの?』

結論:文系でもまったく問題ない

(でも薬学部のほうが有利な面もあるので、そこを補えればベター)

2017年~2020年までの日本の総MR数に占める薬剤師(=薬学出身者)の割合です。

実際にデータ的にも、薬学出身者の割合は増えているわけではなく、だいたい1割程度なんです。

ボクの個人的な印象としては

『文系5割、理系4割、薬学卒1割』というのが日本のMR全体での割合です。

文系の学生さんにとってもMRは魅力的な仕事

こちらがMRの平均年収です。

世の中にはいろんな営業職がありますが、MRは特に高年収ですよね。

MR 平均年収ランキング 2021年度

大手に入ることができれば、平均年収1000万円は余裕で可能です。

*社員の平均年齢は40歳代半ばくらい

 

また、製薬会社は福利厚生もとくに充実しています。

大手の会社であれば家賃の6~8割を会社が負担してくれます。

文系のひとだけでなく、薬学生にとっても

ココを魅力に感じてMRを目指すひとは多いです。

☝福利厚生について詳しく知りたいからはこちら

 

製薬会社MR  文系でもOKな理由① 数年たてば知識レベルに差はなくなる

『薬学部のひとの知識はすごい!』って

もしかしたら、文系のかたは思うかもしれませんね。

でも『薬剤師の国家試験で覚える内容』と『MRが実務で使う知識』は、実はまったく違います

ざっくりいうと

・薬剤師は広く浅く薬に関係することを知ってる

・MRは自社品(きほん新薬)のことを深く知ってる

こんな感じです。

MRが扱う新薬に関しては、基本世の中のたいていの人は知らない情報です

薬剤師だからって、生まれた時から新薬のことを知ってる人はいませんよね(笑)

もちろんベースに知識があるので、薬学卒の人の方が理解はしやすいと思います。

ベースの知識と言っても、だいたいは教科書レベルのことを知ってる、くらいのものでしょう。

でも、少なくとも数年間はMRとして働くことを考えると

この程度の差が何年にもわたって影響してくるとは考えられないですよね。

なので、会社側も学生時点での知識レベルはあまり気にしていません

MRとして働いて数年たっても、そこで差を感じるようであれば、

ふつうに、MRとして「ただの勉強不足」だと思います。

 

薬学部出身者は知識面でプレッシャーを感じることは多い

とはいえ、就活中や入社してすぐの頃は、

文系の方はやっぱり不安だと思います。

でも、薬学出身者だって不安なんですよ。

「薬剤師免許もってるから、何でも知ってるんでしょ?」

っていうプレッシャーを感じながら過ごす。

 

「こんなことも知らないのって思われたらヤバイなぁ~」

ボクはこんな風に思いながら、入社後半年間の研修を過ごしていました。

文系のみなさん、薬学卒もけっこう大変だなって思いませんか?

 

しいていうならば、MR認定試験に関しては

薬剤師免許があれば有利です。

(薬剤師には免除される科目があるため)

でも、こんな内容は普段の営業活動には関係ないです。

 

製薬会社MR 文系でもOKな理由② 薬のことを毎日しゃべれば嫌でも身に付く

MRとして働くと、毎日毎日、自社の薬をドクターに紹介します。

さすがに毎日やってたら、すぐに慣れると思いませんか?

 

最初のうちは分からないことが多くても

ドクターとしゃべってて、分からない単語が出てきたら自分で調べる。

これ繰り返していたら、自然に詳しくなっていきます。

「薬学卒、MR歴10年」のボクも、自分がやったことない領域の新薬を扱うときはそうしています。

こうしているうちに、いつの間にか

「なんだかこの分野に関してはドクターよりも詳しいかも」

って思えようになってきます。

 

ドクターは患者さんと直接向き合っていますから、毎日同じ分野のことを勉強している時間はなかったりします。

なので、単純に知識(とくに自社品に関わるところ)だけでいうとMRのほうが上回ることができたりします。

こうなると、ドクターをしゃべっていても

「なんでも来い!」状態になり、ますますMRの仕事が楽しくなると思います

 

製薬会社MR 文系でもOKな理由③ 知識は大事だが、それ以上に大事なことも

MRにとって勉強して知識を付けることは大事ですが

それ以上に大事なこともたくさんあります。

それはドクターのニーズを察する力です

「空気が読めない」と営業としては致命的になります

 

たとえば、みなさんが、「保険の営業」の人から

がん保険を売られている場面を想定してみてください。

 

「保険の営業」の人が、がん保険の細かい知識について一方的に説明してこられたら、正直ウザくないですか?

「お前の知識を披露するために時間をとってるわけじゃないんだよ!」

って思いませんか?

MRとドクターの関係もコレと一緒です。

べつに全てのドクターがMRへ知識を求めているわけではないんです。

 

たとえば、

いま困っている患者さんの相談をしたい

まわりのドクターはどんな感じで薬を使ってるのか知りたい

もしくは、単純に雑談の相手をしてほしいドクターもいます

 

こういったドクターのニーズを読みながら、話をすることのほうが重要だと感じています。

このあたりは文系だろうが薬学卒だろうが関係ないところですよね。

 

製薬会社MR 文系でもOKな理由④ 難しい話は出来る人に任せてOK!

ドクターに対し自分にとって難しい話をするとき

『必ずしも自分自身でしなくてもOK』

これも実際にMRとして働くと感じると思います。

要は『頼める人がいたらお願いすればOK』ということ。

 

そのほうが、自分一人で抱え込むよりも

ドクターの満足度があがる場合もおおいからです。

 

MRがしっかり勉強してたほうが、ドクターの満足度は高いんじゃないの?

ドクターにとっては、有益な情報さえもらえれば、誰からであっても一緒です。

もちろんMR自身から伝えられれば

MRであるあなたの評価があがるので良いのですが。

「MRにはルール上、ドクターに話してはいけないこと」っていうのがあります。

 

文系の方にはなじみの無い話かもしれませんが

薬には「添付文書」という、いわゆる『取扱説明書』のようなものがあります。

MRはここから外れる内容を話してはいけないのです。

これは今の製薬業界では常識的なルールです。

 

でも、専門的なドクターであるほど「添付文書の範囲のことを知りたい!」

って思っているケースは多いです。

そんなニーズに応えるために

会社はMR以外の部署*を立ち上げて対応しようとしています。

*具体的にはMSL(メディカルサイエンスリエゾン)と言われる部署ですね

 

こうやって、せっかく会社が用意している部署を活用せずに

MRが一人で解決しようと思って

“無理やり添付文書の範囲内“で、ドクターへ情報提供したら、どうでしょうか?

おそらく、そのMRや会社へのドクターの評価はよくならないですよね。

 

自分で専門的な知識をつけていくことももちろん大事なのですが

必ずしも自分で全部解決する必要ってないんですよね。

最適な部署の人と“連携して上手く任せる”

こういったスキルもMRにとっては重要です

 

薬学出身者が有利な点は?

それでは、次に薬学出身者のほうがMRの就活で有利になる点を紹介します。

それは、知識などではなく

『薬に対する熱い思い』や『研究室で得られる経験』を面接で語ることができる点です

薬学出身者はここをしっかりとPRしてほしい箇所であり

文系出身者としては、ここを上手くカバーできれば薬学出身者との差をかなり縮めることができます。

『薬に対する熱い思い』ってナニ?

薬学出身者は高校生のときから

薬について学びたくて受験勉強して

そのあと6年薬学部に通っているという事実があります。

 

ボク自身も『ヒトの体の中に入って病気を治す薬』ってスゴイ物質だなぁと思って

薬学部に入りたいと思って勉強しました。

そして、つぎは薬のなかでも特に最新の新薬の情報を扱える仕事がしたい!と思いMRになりました。

こんな感じで数年間にわたるエピソードがあるので

「製薬会社に入りたい!MRになりたい!」っていう気持ちが伝わりやすいです。

 

つぎに『研究室で得られた経験』ですがコレは理系学部に共通する強みですね。

研究室って、小さい会社みたいに感じで

教授という「社長」がいて、みんなで実験という「仕事」をしています。

 

パワハラがあったり、深夜まで実験するとか、

たくさんツラいことがありつつも

先生や先輩や後輩、ときには外国人留学生と

コミュニケーションとりながら実験をすすめていきます。

その過程で得られたことが『学生時代にがんばったこと』として

面接で語ることができます。

☝詳しくはこちらの記事で 【就活で市場価値を高める秘策】ブラック研究室へ入ろう! 

ボク自身、ブラック研究室にいたのでエピソードはたくさん作ることができました(笑)

でも、ここで一番伝えたいこと。それは

『薬に対する熱い思い』や『研究室での得られた経験』

といったものは、文系だと絶対に得られないものではないはず!!

ということです。

あくまで状況として

薬学生のほうがエピソードとしては作りやすいというだけ。

文系の方も、ご自身の考えをしっかりまとめておけば、負けないエピソードは作れると思います。

 

*補足 薬学出身者だって不安!

ボク自身の経験からも思いますが

薬学出身者だって『文系出身者のコミュニケーション能力に勝てないんじゃないか』とか

常に不安に思いながら就活しています。

薬学部卒でも「書類選考で落ちた・・・」っていう話は聞きます。

なので、「文系だから・・」と不安に思わずに一緒に頑張っていきましょう!

薬学部だと、MRとして働く先輩ってわりと多いので

MRについて話を聞きやすい環境です。

やっぱり就活は情報戦なので、経験のあるひとから情報はもらっておいた方がいいです。

そこで、役立つのが就活エージェントです。

「就活サイト」ではなく「就活エージェント」を2~3個登録しておくと、情報収集のときに武器になると思います。

☝詳しくはこちらの記事 圧倒的に差が付く!就活エージェントの活用のススメ

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