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塩野義製薬【●●で業績急浮上!!】決算から将来性や株価を予想 ⇒ 結論:2026~27年以降の動向に注意!

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塩野義製薬【●●で業績急浮上!!】決算内容から将来性や株価を予想 ⇒ 結論:2026~27年以降の動向に注意!

こんにちは。

製薬会社勤務11年のけいとです。

2023年発表の塩野義製薬の決算から、今後の見通しについてみていきましょう!

企業分析や将来性の予測にお役立てください!

【本日の内容】

①2022年度は史上最高益!  塩野義製薬の現状

② 2024年以降 塩野義製薬の見通し

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2022年度は史上最高益!  塩野義製薬の現状

✓2023年決算 新型コロナ飲み薬「ゾコーバ」での爆益

2022年度、売上/利益ともに史上最高を更新!

好調の要因は ”コロナ飲み薬「ゾコーバ」”です。

2022年に日本政府からの一括買い上げがあり、一気に1,000億円の売上がでました。

もともと売上4.000億円に満たない塩野義製薬にとっては、大きすぎる収益になりました。

おかげで、創業以来の過去最高業績を更新してしまいましたねw

この売上1.7兆円のなかで、肝心の『医薬品事業』の売上は1.1兆円。

✓最大の強みは”利益率の高さ”

塩野義製薬の最大の特徴は、意味不明なほどに利益率が高いということ。

塩野義の利益率 37.1%!!

ちなみに業界ダントツトップといわれる中外製薬で38.7%です。

そして、日本の業界トップの武田薬品は12.2%

塩野義のすごさが分かりますね。

なんで、こんなにも利益率が高いのか??

それは、塩野義独自のビジネスモデルとして、開発したHIV薬の販売ライセンスをViiV社(ヴィーブ社)へ渡し収益を得る!

ついでにViiV社(ヴィーブ社)の株式も持っていて、そこからの収益も大きいです。

じっさいに、昨年度はロイヤリティ収入と配当収入で売上の58%もカバーしています。

2022年度はゾコーバの爆益があったので、その比率は40%くらいにまで下がりましたが、それでもとんでもない大黒柱です。

しかも、塩野義は、自前でHIV薬の営業部隊を持っておらず(販売ライセンスを渡してるので当然!)、

ほぼノーリスクでこれだけの収益を得ています。

かなり効率的に稼げている会社のようです!

✓ビジネスモデルはいいけど、就職や転職先(とくにMR)としてどうなのか??

単刀直入にいうと、国内営業は”かなり微妙”・・・ 100億円ごえは「インチュニブ(ADHD薬)」のみです。

出典:塩野義製薬 決算資料より

こんな感じでかなり微妙です。

サインバルタが特許切れとなり、得意のインフルエンザファミリーはコロナ流行で売れなくなりました。

唯一の救いは、ゾコーバだけ、といった感じでしょうか。

2022年のゾコーバ発売は朗報でしたね。

さらに、需要があるかは微妙ですが、23年4月から一般流通となりました(これまでは政府が買い付け)。

コロナの流行次第では、国内MRも忙しくなるかもです。

出典:塩野義製薬 ニュースリリースより

というわけで、いったん塩野義の現状をまとめましょう。

2022年度『絶好調!過去最高の業績』

・コロナ飲み薬『ゾコーバ』の政府が一括買い上げ。一気に1,000億円の爆益

・利益率高い強固なビジネスモデル(HIVロイヤリティ収入)

・国内営業は苦戦だが『ゾコーバ』登場は朗報!?

2024年以降 塩野義製薬の見通し

塩野義の将来性について、ひとことでいうとこんな感じでしょうか。

2023年以降も“好感触“

2028年までに“新しい核“が出てくるかどうかが勝負

まずは、2024年5月に発表されるであろう、2023年度の業績予想は“ほぼ横ばい”とのこと。

通期で2023年度は4,500億円予想(2022年度は4,267億円)

予想では、来年も過去最高業績を更新予定!

少し細かく状況を見ていきましょう。

まずは、塩野義が公表してる2023年度の業績予想のコメント。

なんだか、分かったような分からないような・・

とりあえず、『感染症製品』を売上を伸ばしていく方向性のようです。

感染症といえば、まずは新型コロナ。

新型コロナ飲み薬「ゾコーバ」は2023年は政府からの一括購入はもちろん期待できません。

(しかも5類感染症への引き下げられました)

ゾコーバに関しては、日本では限界が見えているのでアジア展開して耐え忍ぶ方針のようです。。

そして、もっと大事なのは、売上の柱『HIV薬のロイヤリティ収入』

なんといっても、会社全体の売上の4~5割はここから稼いでいます。

これがHIV製品を塩野義の代わりに売っているviiv社の売上推移。

HIV薬の売上、2023年の最初のほう、売上落ちてない??

って、思いますよね。だしかに23年のQ1(1~3月)は売上減少しています。

とはいえ、これは一過性のもので「あんまり心配はいらない」と予想されているとのこと。

実際に2年前ですが、あたらしいHIV薬(エイズの薬)が承認されるというポジティブなニュースが。

さらに、競合のHIV飲み薬を上回る試験結果も公表されています。

塩野義の2か月に1度の注射が好評のようです。

こういったポジティブなニュースをみると、以下のように塩野義が公表している今後の展望もあながちウソではなさそうです。

2023年の最初に少し売上は落ちていましたが、挽回できるストーリーはある程度信用してもOKでしょう。

さらに2023年後半に新たに承認される薬もあるようですね。

塩野義はHIV薬への依存度が高いので、ここは安心材料になりますね。

✓HIV薬の特許切れは2027~28年頃にやってくる!?

新薬承認の話もあるので、ある程度安心とはいえ、過去に発売されていた薬の特許切れはやってきます。

ピンチは2027~2028年頃にやってくると言われています。

2027~2028年頃にHIV薬のロイヤリティ収入が減少してきて、もちろん新型コロナ『ゾコーバ』も読めない状況・・・

2027~28年に新たな新薬が育ってないと困ることは想像できます。

というわけで、つぎのエースをなる薬の状況について見てみましょう。

✓将来の柱は『癌の新しい治療法』?

塩野義は「がん」に関する新しい治療法も開発中です。

とくに『がんワクチン』『核酸アゴニスト』といった面白い薬を開発してます。

出典:塩野義製薬 決算資料より

具体的な開発状況をみてみると、なんと順調に2製品がPhaseⅢへ進んでいるようです!

「食道がん」に関するペプチドワクチン。

無事に発売まで漕ぎつけることができれば、独自のポジションをつくることができそうですね。

というわけで、塩野義の今後の見通しについてまとめましょう。

2023年以降も“好感触“ ⇒HIV薬を始め、感染症領域が柱となり2023年度も最高業績を更新予定

2028年までに“新しい核“が出てくるかどうかが勝負 ⇒がんペプチドワクチンなど面白い製品が実用化できるか?

まとめ 「塩野義製薬」の企業分析・将来性

現状

▼2022年度『絶好調!過去最高の業績』

▼コロナ飲み薬『ゾコーバ』の政府買い上げ

▼利益率高い強固なビジネスモデル(HIVロイヤリティ収入)

▼国内営業は苦戦だが『ゾコーバ』登場は朗報!?

2023年以降の見込み

▼2023年の売上は“ほぼ横ばい” それ以降は“好感触“

▼新型コロナ飲み薬『ゾコーバ』は海外展開

▼稼ぎ頭のHIV薬はポジティブな要素が多く、売上は拡大に期待!

▼HIV薬は2027~28年頃に特許切れ!その後につづく新薬は“まずまず”

▼配当は2022、23年度と過去最高を更新予定!

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