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「MRは無くなる?」そんなわけないだろ!と思う3つの理由【薬学生必見】

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「MRは無くなる?」そんなわけないだろ!と思う3つの理由【薬学生必見】

MRって給料高いから、就職&転職先として考えているけど、この先大丈夫なの!?

ちょっと前から「MR不要論」とか言われてけど、更にコロナ禍において拍車がかかって、やばいんじゃないの!?

こんな状況で、薬学生もMR目指して大丈夫なの!?

 

 

【この記事で得られること】

 

・コロナ禍において最新のMRの仕事内容が分かる

 

・現場で働いているMR自身が思う「MRがなくならない」理由が分かる

 

ボク自身の経歴は以下の通り

・薬学部を卒業

・大手の製薬会社でMRとして約10年ほど勤務

なので、この業界の流れもある程度熟知しています。

 

結論 MRは無くならない!

 

MRは無くならないと思います。

今後も転職&就職先としてお勧めできます。

特に薬学生の方ややる気のある方にはお勧めできる仕事です。

 

その理由は以下の3点です。

理由① コロナ禍でも高い給与水準をキープしている事実

 

理由② 専門性を活かせる仕事になってきた

 

理由③ ITツールだけでは、ゼロをイチにするのが困難

 

ここから、ひとつずつ解説してきます!

理由① コロナ禍でも高い給与水準をキープしている事実

給料は今(2021年9月時点)も高水準を維持できています。

MRが不要なのであれば減給が進んでいくはずですが実際そんなことはないです。

 

ただし、今後数年スパンで少数精鋭化が確実に進んでいくと思ってます。

 

実際の早期退職を募っている企業は外資系だけでなく、内資系企業にも見受けられます。

そして、新入社員の数も10年くらいまでに比べるとかなり減りました。

大手の企業でもMRの新入社員は20~30人くらいという所も多いと聞きます。

 

少数精鋭化が進むことで

「結局、就職自体のハードルが上がったら結局MRをやるのは無理じゃないか」

と思われるかと思います。

 

とはいっても、研究職などと比べると大幅に門は開かれています。

個人的には「薬学生が本気で就活にトライするレベルとしてはちょうどいいんじゃないか」と思います。

 

理由② 専門性を活かせる仕事になってきた

MRは高度な専門性を求められる方向にありこれが出来る人が淘汰されることはありません

 

この背景には、コロナ禍による訪問規制があります。

病院に部外者であるMRは立ち入りにくくなり、

オンラインで医師と面会することが格段に増えました。

 

オンラインの面談では、冗談を言ったり、雑談をするよりも

「エビデンスに基づいた情報提供や専門知識をベースにしたディスカッション」

が求められるようになりました。

 

このように専門的な知識をより発揮しやすい環境になったと感じています。

 

そして、専門知識をベースにしながらも、

医師の気分を害さないように上手くディスカッションを行っていくような事って

AIにはできませんよね?

 

MRの仕事が高度化し、自身の専門性を活かせるようになってきているということです。

これができるMRを会社側が不要とみなすことはないです。

 

これは、MRを目指す薬学生さんによっても良い傾向だと思います。

【現役MRが保証】薬学生がMRを目指すべき3つの理由(2021年版)

 

補足ですが、ボクの入社当時は

MRはあまり専門知識を活かせるような仕事内容ではなかったです。

 

会社から「一日10軒を目標に訪問しろ」といった指示が出ていて

とにかく製品名をコールして「処方お願いします」とお願いするだけの営業。

そこには競合メーカーもひしめいていて、コールしなければ売り上げが落ちるといった感じです。

 

いまは扱う品目は専門性が高いものが中心となり

会社も「1日10軒訪問しろ」とは言わないですし

医師とディスカッションできる環境になりました。

薬学出身者としては嬉しい変化です!

一方的な薬の宣伝だけなら、確かにメールやITツールの方が効率よくできるかもしれませんね!

 

理由③ ITツールだけでは、ゼロをイチにするのが困難

専門性の高い薬剤ほど、売上ゼロを1にするのが難しく

これはMRを介さないと難しい場面が多いです

 

具体的には

医師がこれまで処方したことがなく、効果が高いけれど副作用の危険もある薬剤を処方する場合、

インターネットで仕入れた情報だけで処方に踏み切るか?というとまだまだ少数派のように感じます。

 

このようにゼロから1にするときに、情報を求められる場面は多いです。

 

もちろん医師は非常に賢い方々ですので、

自身で勉強されていますが、

最終的に「この判断でOKかどうかの確認」はMRを介することが多いです。

 

ただし、これも医師にとって「初体験」だからです。

徐々に医師の処方経験が積まれていけば、MRの必要性が徐々に薄まっていきます。

 

良い薬だったら、MRを介さずに勝手に医師は処方するんじゃないの?

 

と思うかもしれませんが、意外とそうではありません。

 

特に大きな病院の場合、病院の「薬審(薬事審議会)」で

採用してもらえなければ、薬は処方されません。

 

病院の薬剤部の棚のスペースにも限界があるので、ガンガン新薬を採用したらパンクしてしまいます。

そのため、この「薬審」のハードルを越えるには、病院の関係各所との折衝があります。

現場のMRからすると「非常に非常に面倒で気を遣う繊細な仕事」です。

詳細はここでは到底書ききれませんが、現場の感覚としてはこれをITで補うのは不可能です。

なので、ゼロを1にするのは困難というわけです。

 

結局、淘汰されるかどうかは自分次第

ここまで、MRの仕事がなくならないと思う理由をご紹介してきましたが、

結局は自分自身が淘汰されてしまうかどうかは、自分自身にかかっています。

 

医師とディスカッションできるような専門知識を磨いていけるかどうか?

会社がITツールの取って代わられるのではなく、「ITツールを使いこなす側」に回れかどうか?

これが出来れば、こっちの勝ちです!

 

コロナ禍においても高収入であるMRは転職を考える人にもお勧めできますし、

 

さらにいうと、専門性が求められるようになり薬学生の方にも自信をもってお勧めできる職業になってきました。

 

是非、トライしてみてください!!

一緒に頑張りましょう!

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