※記事内には広告が含まれています
目次
【製薬会社のインターンシップ】参加前のチェックポイント*必ず聞くべきこと6選
☑これから製薬会社のインターンシップに参加するんだけど、社員のひとに聞いておいたほうが良いことって?
☑将来性なんかももちろん大事だけど、それ以外に会社選びで参考にしたほうがよいものってナニ?
ボク自身は大手製薬会社で勤務。MR歴10年です。
就活をしていたころ、インターンシップに参加したことがあります。
2~3日の泊まり込みで、会社紹介を兼ねたワークショップのほかにも、先輩社員(MR)と1日同行をさせてもらいました。
でも、そのときに、自分が入社するかどうかの判断材料になるような、いい情報を聞くことはできませんでした。
事前にどんなことを聞こうか、決めてなかったからです。
結局、その会社から内定はもらったのですが、あんまりイメージ湧かず辞退してしまいました。
インターンに参加する会社は、あなたにとって、ヘタすると30~40年働くかもしれない会社です
働いている人からしっかり情報をもらったほうがよいですよ。
いざ就社してから「この会社合わないな・・」と思ってやめてしまったら、あなたにとっても会社にとっても不幸になります。
会社の将来性も大事なんですが、あなたの将来のためにもしっかり情報収集していきましょうね。
製薬会社のインターン 社員と話す機会があったら聞くべき6選
インターンで聞くべきこと① 住宅補助の金額
最初から現実的な感じで申し訳ないんですが
福利厚生については、ぜひ聞きたいところです。
ネットでも情報はおちていますが、やはり直接社員にきけたら有益です。
とくに福利厚生のなかでも、金額のインパクトが大きいのが『住宅補助』です
ここを重点的に情報をあつめましょう。
ポイントとしては『20代の若い人に聞くこと』
これが大事です。
30代以降だと、自分の家を持っているケースが多い。
たぶん、みなさんが就職してすぐに家を買うなんてことはないと思います。
なので、できるだけ条件を同じの「20代独身」みたいな人から聞くようにしましょう。
☝住宅補助などの製薬会社の福利厚生(薬剤師との比較)はこちらの記事で
インターンで聞くべきこと② 転勤の頻度
転勤は人生におおきな影響をあたえるイベントです。
そして、会社によって転勤の頻度が異なります。
ざっくりと、転勤の頻度は 外資>内資 こんな感じです
なぜ外資系は転勤が多いの?
これは、外資系はMR経験者(中途採用)の採用が多いからです。
経験者として入社してくるひともいれば、逆に条件の良い会社へ移る人もいます。
こういった異動が起これば、当然そこには空きができます。
それを補うために、会社は社員を転勤させるわけですね。
一方で、内資系は新卒入社の割合が高いです。
外資の逆で、中途採用は少ないため転勤も少ない傾向にあるわけですね。
ただし、例外ももちろんあります。
外資系だけど、転勤をあまりさせない会社もあります。
ボクが聞いた話だと「ふつうに10年くらい転勤しない」っていう外資もありました。
なので、社員に聞いておくのが確実です。
社員にいきなり「転勤の頻度を教えてください」とは言いにくいでしょう。
なので、『参考にしたいので、これまでのキャリアについて教えてください』とか質問してみて
それとなく転勤の方向に誘導できれば良いですね。
インターンで聞くべきこと③ 日当の金額
ガチで重要なんでぜひ聞いておきましょう。
まれに『今後、日当をなくす』という会社があるので要注意です!
大手だと、すでに中外製薬が日当を廃止してます(そのぶん給料は高いですが)。
実際に日当がなくなる会社では、かなり噂がとびかっているハズなので、このあたりもぜひ社員にきいてみたいポイントです。
☝就活で圧倒的に差が付く!『就職エージェント』の活用のススメ
インターンで聞くべきこと④ 社内の雰囲気
会社ごとに何となく雰囲気があります。
たとえば、個人主義であまり他人には干渉しない(ミーティングや飲み会など少ない)など。
逆に、アットホームな雰囲気であたたかい(新人にもしっかり指導してくれる、でも飲み会好きの人がいて大変)など。
毎日はたらくことになる会社なので、なんとなく雰囲気をつかんでおくのは大事です。
選考のときも人事担当者は「この人はうちの雰囲気にあっているかな?辞めずに続けてくれるかな?」っていう視点で見ています
内定をもらえるかどうかにおいても意外と大事なポイントです。
ちょっと人事担当者の目線で考えてみてほしいんですが
人事担当者もサラリーマンなので、会社からの評価を気にします。
もし自分が採用した学生が、会社に合わずにたくさん辞めてしまったら、人事担当者の評価はどうなると思いますか?
「社内の雰囲気にあうかどうか」も立派な選考基準だと思います。
それと、「最近、大規模なリストラがあるみたいだから社内の雰囲気が暗くなってる」など、貴重な情報も聞けるかもしれません。
ぜひ、どんな雰囲気なのか社員に聞いてみましょう!
インターンで聞くべきこと⑤ 仕事の忙しさ
忙しさなんて、どの会社もだいたい一緒なんじゃないの?
じつはこれは大きな間違いです。
だいたいですが
・大手になるほど忙しい
・内資系のほうが外資よりも忙しい
こういった傾向があります。
大手になればなるほど、色んな会議や提出物が増えてきます。
「会議は多いんですか?」「会社への提出物など、こなすのは大変ですか?」と聞いてみましょう。
たまに、ぜんぜん大手じゃない外資系でも、忙しい会社もあったりするので要注意です。
これは、割とできたばかりの新しい会社でありえるケース。
会社のシステムが出来あがってないために、社員がムダに苦労させられていることがあります。
こういった情報はネットでは見つけられないので、実際に社員から聞いてみるのが一番ですね。
インターンで聞くべき事⑥ 出世のしやすさ
早くキャリアアップしていきたいひとには大事なポイントですね。
営業所長の年齢を聞くことができれば、その会社での出世のしやすさが大体わかります。
おおかな傾向として、内資系は年功序列、外資系は実力主義です
たとえば、内資系だと30代で営業所長になっている社員はほとんどいません
一方で、外資だと「30代後半で営業所長」みたいな例はけっこう見かけます
「若い人だと何歳くらいで営業所長になられているんですか?」と聞いてみましょう。
30代という答えが返ってきたら、実力主義で出世しやすい会社ですよ。
インターンシップは非常に重要なイベントです!
就活生にとっては、これから十数年働くかもしれない会社を決めるための
とても重要な情報収集のイベントです。
さらにいうと、企業側もかなりのお金と社員の労力をつぎこんでいます。
なので、インターンシップが選考に関係ないなんてことは考えられますか?
「学生さんに会社のことを知ってもらって、はいさようなら」ってことはありえません。
情報が得られて、かつ選考にも有利になる可能性があるインターンシップにはぜひ積極的に参加しましょう!
☝【薬学生向け】インターンシップ選考の合格のポイントはこちらの記事で
インターンシップなんて基本は新卒のときでないと参加できませんからね。
社会人になったら、他の会社のインターンに参加するのは現実的にムリでしょう。
人生一度きりの新卒での就活をより良いものにしてください!
早期インターンや特別な採用オファーがもらえる『dodaキャンパス』はおすすめ
この会社はアプリも充実しています。
スマホでくわしい会社情報、求める人材などをチェックできるdodaキャンパスというアプリも評判が良いです。
就活生の5人に一人が使っています。
就活は情報戦です。とりあえずインストールしてみてよいと思います。