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目次
これがホントの”大手”製薬会社 日本国内での売上ランキング TOP20
こんにちは。
製薬会社歴11年のけいとです。
“大手志望“で、就活や転職をがんばっている人には是非みていただきたい内容です！
さっそくですが、大手を志望しているかたは、一度はこういったランキングみたことありませんか？
世界の製薬会社、グローバルでの売上ランキング。
これをみると、世界的な大手企業が確認できますね。
でも、ちょっと考えてみてほしいんですが
もし日本で働く場合、MR（営業職）なら日本の病院訪問して、日本のドクターに面会して
日本の医薬品卸（MSさん）と一緒に仕事をしますよね。
これってグローバルでの会社規模って関係ありますか？
こたえは、Noですよね。
実際に働いてみるとわかりますが
現場レベルで大手企業かどうかは、『日本での売上規模』が重要になります！
たしかにグローバルでの大手企業に勤めるのは、満足感につながりますが、
日々の仕事のうえではあんまり関係ありません。
外資系“大手”だと思って入社したけど
日本だとまだまだ小さい会社だった・・・・
こんな失敗を防ぐために！
少しでもお役にたてればと思います。
というわけで、今回の内容はこちら。
大手志望の就活生や転職者は必見！
”日本だけ”での売上ランキング！
国内TOP20はこの会社！
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製薬会社 日本国内での売上ランキング TOP20
さっそく結果から。
・日本国内だけの売上
・医療用医薬品のみ
のランキングになっています。
日本国内での売上ランキング 2021年
| 順位 | 会社名 | 売上（億円） |
| 1 | 中外製薬 | 5,170 |
| 2 | 武田薬品 | 4,940 |
| 3 | アストラゼネカ | 4,200 |
| 4 | 第一三共 | 3,970 |
| 5 | ヤンセンファーマ | 3,620 |
| 6 | MSD | 3,260 |
| 7 | ノバルティス | 3,210 |
| 8 | 大塚製薬 | 3,200 |
| 9 | バイエル薬品 | 2,970 |
| 10 | ファイザー | 2,900 |
| 11 | イーライリリー | 2,870 |
| 12 | ブリストル | 2,740 |
| 13 | 田辺三菱製薬 | 2,360 |
| 14 | GSK | 2,310 |
| 15 | アステラス製薬 | 2,290 |
| 16 | 小野薬品 | 2,170 |
| 17 | ベーリンガー | 2,080 |
| 18 | 沢井製薬 | 2,060 |
| 19 | サノフィ | 1,960 |
| 20 | 日医工 | 1,640 |
それでは、気になる企業から見ていきましょう。
日本での売上規模が大きい外資系大手企業
下記4社は、かなり押さえておきたい企業です！
・アストラゼネカ（世界で9位⇒日本で3位）
・イーライリリー（世界で12位⇒日本で12位）
・バイエル薬品（世界で18位⇒日本で9位）
・ベーリンガー（世界で15位⇒日本で17位）
▼上記の会社のメリット
①日本人にも働きやすい環境
日本で営業を開始した時期もかなり前（1950年代）なので、しっかり日本に根付いています。
福利厚生もちゃんと日本向けにカスタマイズされてることが多い！
②日本の営業本部の発言権がそれなりに強い
グローバルでの総売上に占める日本国内売上の割合もそれなりに大きいから
日本の営業本部もそれなりに大事にしてもらえますよね。
これって意外と大事なこと！
中国の島国支店みたいな扱いをされて、大幅にリソースをカットされてしまうみたいなリスクは少ないわけです。
上記の4社は、「外資の新薬開発力」と「働きやすさ」を両方ともゲットできる可能性が高いわけです。
（いきなり外国人社長がやってきて、いっきに改革されてしまうリスクもありますが・・）
日本では売上小さめの大手外資
日本のランキングではランク外だけど、グローバルでは大きな外資系企業っていうパターン。
具体的には下記の会社が当てはまります。
・アッヴィ（世界2位）
・アムジェン（世界14位）
とくにアッヴィに関しては、世界2位の売上にも関わらず、日本ではトップ20位にランクインしておらず圏外！
これらの会社は日本での歴史が浅く（それと、企業自体がまだまだ新しい）、
日本での売上自体はまだまだ発展途上。
なので、『世界2位の大手企業に入りたい！』っていう感じで入社すると、かなりギャップがあるはず。
大手志望のひとは注意してください。
その一方で、新しくてまだまだ発展途上なので
自由な働き方ができたり、オフィスも最新でキレイだったりと良いところもあるはず！
ぜひ、ちゃんと見極めたうえで入社を決めてくださいね！
外資系企業の売上ランキングはこちらの記事をどうぞ。
それと、5年後の売上ランキング予測もまとめていますので、ご興味あればこちらの記事にて。
超意外！内資系大手なのに、日本での売上が小さめの会社
内資系＝日本国内での売上は大きい
のイメージは変わりつつあるようです。
・アステラス製薬（国内15位）
・塩野義製薬 (TOP20位圏外)
・エーザイ (TOP20位圏外)
・住友ファーマ (TOP20位圏外)
・協和キリン (TOP20位圏外)
すでに、海外の売上のほうが圧倒的に大きくなった内資たち。
良い言いかたをすると、うまくグローバル展開できているわけですね。
日本でもトップクラスの売上だと思って入社してしまうとギャップがあります。
盲点。日本に居ながらグローバルな仕事がしたい人には良い会社
こちらの会社は、海外売上が高い会社。
もしMRから本社に転勤になれば、グローバルとのやり取りができる部署にいける可能性もありえます。
ヘタに外資系企業で、英語得意なひとたちに混ざっちゃうよりも
多少英語ができるくらいで目立つことができるのはメリットにもなりえます！
「いまのところは英語に自信がないけど、外国人と関わる仕事がしたい！」
こんな人にはよい選択肢かもしれません！
まとめ これがホントの大手企業！日本での売上ランキングTOP20!
▼日本での売上規模が大きい外資系企業
アストラゼネカ/ベーリンガー
イーライリリー/バイエル薬品
▼日本では売上小さめの大手外資
アッヴィ（世界2位）
アムジェン（世界14位）
▼意外と日本では売上小さい内資系企業
アステラス製薬(国内15位)
塩野義、エーザイ、住友ファーマ、協和キリンはトップ20にも入っていない！
