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【製薬会社 どこがいい?】爆伸び確定!『希少疾患』で将来性の良い企業は〇〇?

※記事内には広告が含まれています

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【製薬会社 どこがいい?】爆伸び確定!『希少疾患』で将来性の良い企業は○○!

こんにちは。

製薬会社(MR、MSL職)で11年働いています、けいとです!

▼製薬業界の就活・転職活動中の方へ

☑将来性のよい製薬会社は?

☑”希少疾患”でオススメの製薬はどこ?

✓なぜ、”希少疾患”に注目するのか??

5年後の製薬業界 希少疾患領域は伸びてくることが確実な領域だから!

・新薬 開発パイプラインの価値は3分の1は希少疾患に!

・処方せん医薬品(ジェネリック除く)の売上1.5兆ドルのうち5分の1は希少疾患に!

このように希少疾患が伸びてくることは、大手製薬会社もかなり前から知ってます!

なので、世界中で希少疾患メーカーが買収されていますね!

・武田薬品 シャイアー買収(6.2兆円)

・アストラゼカ アレクシオン社 買収(4兆円)

・ブリストル セルジーン買収(8兆円)

このように、製薬業界全体の流れを踏まえたうえで、会社選びをすることは重要!

やはり伸びてる分野に強い会社に入社できると、お給料やリストラの心配も多少は少なくなります!

とくに今回のような希少疾患での経験のあるMRは転職もしやすくなるのも大きなメリット^^)

製薬業界の最新の流れを知るにはこちらの書籍がオススメ。

※必ず第6版を買ってくださいね。5版は情報が古いです。

▼本日のテーマ “希少疾患市場”からみる製薬会社の将来性

①世界市場における勝ち組企業は?

②日本企業で強い会社は?

③希少疾患 負け組企業は?

④マイナーだけど大注目! 希少疾患に強い企業

YouTube動画のほうが詳しく紹介しています。

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①世界市場における勝ち組企業は?

ジョンソン・エンド・ジョンソン 近未来のナンバーワン企業

ジョンソン・エンド・ジョンソン(医療用医薬品の販売は、ヤンセンファーマ)が

5年後(2028年)の希少疾患領域でのナンバーワン企業と言われます。

その理由はシンプル!

5年後の希少疾患領域の売上2トップになる薬を持ってるから!

・イムブラビカ(抗悪性腫瘍薬)

・ダラザレックス(多発性骨髄腫)

さらに!カービクティ(多発性骨髄腫 2022年9月承認)も加わり

いまは希少疾患でかなり調子のいい企業です。

5年後までの年平均成長率 +11.7%。

1年ごとに12%ずつ売上が伸びていくっていう、とんでもない状況。

✓ジョンソン・エンド・ジョンソン 買収でさらにパイプライン拡大!

2020年の8月にMomentaファーマシューティカルズを買収。

Nipocalimab(免疫調節薬)が開発パイプラインに加わました。

出典:ジョンソンエンドジョンソン社HP

さらに就活生はとくに注目!

期待の自社品(Talquetamab(多発性骨髄腫))の発売が近づいているんですが

こんなマニアックな薬について、わざわざマイナビ2024で宣伝しています!

ジョンソンエンドジョンソンとしても、就活生に知っておいて欲しくてアピールしてるので

ぜひ志望してる就活生はチェックしてみてください!

ほかの就活生との差別化になりますよ!

▼多発性骨髄腫の新たな免疫療法、臨床試験で高い奏効率を示す 2022年12月

出典:マイナビ2024

アストラゼネカ 巨大買収で一気に大幅パワーアップ!

希少疾患、世界市場での勝ち組企業の2社目はアストラゼネカ。

2021年7月アレクシオン社を約4兆円で買収!!

これによって、希少疾患領域のパイプラインは大幅強化!

そして、ついに買収したアレクシオン社の薬の発売が近づきつつあります!

2022年8月 国内承認 アレクシオン社の有望な希少疾患薬 ユルトミリス(重症筋無力症)

出典:アストラゼネカ社 ニュースリリース

2022年12月 国内承認 カルケンス(慢性リンパ性白血病)

出典:アストラゼネカ社 ニュースリリース

立て続けに、日本で新薬が承認されました!

(承認なので、発売ではないことはご注意を)

いずれも期待されている新薬のため、売上アップにも貢献してくれそう。

5年後(2028年)までの年平均成長率は10.1%。

さっきのジョンソンエンドジョンソンと同じく、1年ごとに10%売上アップしていくスゴイ状況。

2028年には、アストラゼネカ全体売上の3割は希少疾患に占められる予測。

完全に”希少”というよりメジャーな分野になっちゃっていますw

外資系企業のなかでも、とくにアストラゼネカへの入社を目指すうえで重要なのは『英語力』

英語なんてムリ~って思うひとは多いですが

逆にいうと、英語さえクリアできればかなり強い!

英語がわかりやすい”参入障壁”になってるので、身につけてしまえばこっちのものです。

ボクは働きながら、スキマ時間だけの片手間で、TOEICを200点伸ばしました。

使ったツールとしてはスタディサプリ ENGLISH だけです。

実際に使ってみて、よかったポイントはこちらで紹介しています。

【邪道】テキトーにTOEICを200点アップした方法 ※がんばらなくてOK

1週間はタダで使えるので試してみてください!

多くのMR志望者は英語を避けるので、ここでちょっと頑張るだけで差がつきます!

②日本企業で強い会社は?

✓武田薬品 内資系 唯一のトップ10入り!

日本の会社で希少疾患に強いと言えば、まずは武田薬品。

2028年の希少疾患ランキングでは 9位。

2018年にアイルランドの製薬大手で希少疾患に強いシャイアー買収を

6.2兆円!!で買収したのは、有名な話。

日本企業の買収で市場最高額ですね!

このシャイアー買収によって、希少疾患は大幅強化!

臨床試験の一番最後の段階の第3相試験が10製品!

発売前の申請段階が2製品!

これから、武田薬品の”希少疾患祭り”が幕開けしそうな予感w

出典:武田薬品HP

✓中外製薬 大黒柱『ヘムライブラ』での躍進!

中外製薬は外資系ですが、もともと日本生まれの会社なので

今回は、希少疾患に強い”日本企業”として紹介。

なんといっても、大黒柱の『ヘムライブラ(血友病Aの薬剤)』

・中外製薬でもっとも売れてる薬

・特許期間は2036年まで!

・中外製薬 自社開発品

⇒提携企業「ロシュ」への輸出という形で稼いでおり、中外は海外での営業部隊を持ちません。

 おかげで高い利益率を実現しています。

2028年には、『ヘムライブラ』希少疾患で世界3位の売上にまで成長する見込み

  売上予測 105億ドル=1兆3,800億円

しかも特許期間は2036年まで!

ここからまだまだ稼いでくれますw

この点で中外製薬は安泰ですね。

中外製薬の詳しい企業研究はこちらの記事で。

というわけで、希少疾患に強い日本企業は

・武田薬品

・中外製薬

こちらの2社です!

▼中外製薬志望の就活生の方は必見

中外製薬は年収も非常に伸びていて、ますます人気が高まっています。

エントリーシートの通過率も厳しくなっています。

中外のエントリーシート対策に、反則レベルで役立つのが『就活会議』

過去に通過したESを暴露してくれています。

『就活会議』は、ぜったいに登録しておくようにしてください。

③希少疾患 負け組企業は?

ブリストルマイヤーズ 主力品「レブラミド」の特許切れで厳しい・・・

負け組というと、言い方が悪すぎますが

これから売上がおちるサイクルに入っていくのがブリストルマイヤーズです。

レブラミド(多発性骨髄腫薬)

・世界で1.5兆円売り上げる大黒柱

・2022年からグローバルで特許切れ開始になっています

とはいえ、薬には特許期間がある以上、こういったサイクルがくるのは避けて通れませんよね。

ただ、ブリストルマイヤーズの問題は、レブラミドの後継者が育ってくるのに時間がかかりそう、という点。

以下のように、よい薬のタネはもっています。

出典:ミクスon-line
出典:海外がん医療情報リファレンス

ただし、2つともFDA(アメリカ)で承認された段階。

日本での発売、となるとまだまだ先の話のようです。

というわけで、希少疾患の分野でいうと

これから順位が落ちそうなのがブリストルマイヤーズですね。

④マイナーだけど大注目! 希少疾患に強い企業

バーテックス 希少疾患で売上100%を稼ぐ とんでもない会社

どんなに希少疾患に強い会社でも、売上比率は30~40%です。

いちばん希少疾患に強いジョンソンエンドジョンソンで40%くらいでしょう。

バーテックスは売上のほぼ100%を希少疾患で稼いでいます。

売上100%って言っても、もともとの売上規模は小さいんじゃないの??

たしかに、海外の外資系大手に比べるとバーテックスの売上規模は小さいです。

ジョンソン・エンド・ジョンソン  売上580億ドル

バーテックス 売上120億ドル

とはいえ、120憶ドルというと、日本円で1.5兆円。

アステラス製薬のトータル売上すべてを希少疾患で稼いでいるくらいの規模はあるわけです。

けっして小さくはありません!

✓バーテックスの主力品は? 

トリカフタ(嚢胞性線維症治療薬)

2026年の売上予測 約50億ドル=6,600億円!

有望な新薬ですが、まだ日本には入ってきていません。

もし、バーテックスが日本進出してくれば それこそ転職の大チャンス!!

こういったバイオテク企業の年収の相場はかなり高くて、平均で1,200万円は軽く超えるはず。

その分、福利厚生は落ちますが。

バーテックスの転職案件はかなり限られるはずなので、日本に入ってきたタイミングですぐに案件入手できるように

外資系や医薬品業界に強い転職エージェントと繋がっておく必要があります。

20代から30代前半なら、製薬業界専門のエージェントがいるマイナビエージェント

もしくは、ランスタッドがおすすめです。 ランスタッドはオランダ資本の転職エージェントなので、外資系の案件は豊富です。

こういった情報を知っていても、95%くらいのひとは行動しないので、

エージェントと繋がっておくだけで、あなたは上位5%です。

ちなみに、2028年 希少疾患 売上ランキングはこちら。

▼2028年予測 希少疾患 売上ランキング

1位 ジョンソン・エンド・ジョンソン ↑↑

2位 アストラゼネカ↑↑

3位 ロシュ(中外製薬) ↑↑

4位 ブリストル マイヤーズ ↓↓

5位 バーテックス ↑↑↑↑

バーテックスが買収されずに、生き残ってくれれば、上位に食い込んできそう。

そのときは必ず日本市場に参入してきて、MRの募集があるでしょう。

希少疾患の経験のあるMRのかたは必見ですね!

2023年の今のうちに忘れずに登録しておきましょう。

まとめ 爆伸び確定!『希少疾患』で将来性の良い製薬会社は○○!

①世界市場における勝ち組企業は?

 ジョンソン・エンド・ジョンソン

  アストラゼネカ

②日本企業で強い会社は?

    武田薬品、中外製薬

③希少疾患 負け組企業は?

  ブリストルマイヤーズ

③マイナーだけど大注目!希少疾患に強い企業

  バーテックス ⇒日本への参入を見据えて転職エージェントへの登録は必須!

製薬業界全体の流れを踏まえたうえで、会社選びをすることは重要!

やっぱり伸びてる分野に強い会社に入社できると、お給料やリストラの心配も多少は少なくなります!

とくに今回のような希少疾患での経験のあるMRは転職もしやすくなるのも大きなメリット^^)

製薬業界の最新の流れを知るにはこちらの書籍がオススメ。

※必ず第6版を買ってくださいね。5版は情報が古いです。

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