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今回はノーベル賞を獲った技術(RNA干渉)で画期的新薬を開発するパイオニア企業を取り上げます。
すでに爆伸びの兆候がでており、最新決算で総利益は6.6億ドル(前年比207%!!) 。
ADC超えのノーベル賞技術を擁する爆伸び期待のマイナー企業とは?
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目次
アステラスと中外製薬が株価急騰か。JT医薬も好材料。医薬品株の重要ニュース3選
こんにちは、けいとです。
今日もこつこつと資産形成のヒントを探していきましょう。
本日のテーマは
「一番もうかる“痩せ薬”銘柄は? 最新動向をチェック」
です。
『痩せ薬=肥満症薬』の市場規模は、まさに爆伸び中。
市場規模は20兆円(2030年初頭)にもなるといわれます。
医薬品業界で今一番お金の匂いがプンプンしてる分野。
それでは、この痩せ薬の開発で儲かる会社を見ていきましょう。
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ノボノルディスク 飲み薬&やばい大型新薬”カグリセマ(CagriSema)”
ノボは世界ではじめて肥満症薬を世の中にだした会社。
痩せ薬界の”トップバッター”。
≪ノボノルディスクの注目ポイント①≫
・世界初「痩せる”飲み薬”」の発売はいつ?
これまでの肥満症薬はすべて「注射」。
でも、飲み薬で同じように痩せられるなら、ぜったいに飲み薬を選びますよね。
ノボの飲み薬の開発はPhase3まで進んでいて、2024年中にアメリカでは申請しそうな状況
(開発パイプラインだと、かなり前からPhase3と書かれてます)
飲み薬の世界第一号は、2025年あたりの発売になりそう。
さらに、この飲み薬。
驚異の体重減少効果で、なんと-15%も体重がダウン!!
飲み薬なのに、脂肪吸引手術なみの体重減少という恐ろしい効果。
これは期待できそうですね。
≪ノボノルディスクの注目ポイント②≫
世界でもっとも価値が高い開発品「カグリセマ」。
こっちは注射ですが、大きな期待を背負ってます。
超大型新薬CagriSema (カグリセマ)
GLP-1/アミリンアナログ配合 注射剤
・302億ドル(=4兆円以上)の価値
・世界で開発中の新薬で最も価値が高い
2024年の下半期のどこかで、
カグリセマ 第3相試験の結果が公表される予定。
良い結果が公表され、またまたノボの株価も上昇してしまいそうですね。
≪ノボノルディスクの注目ポイント③≫
このカグリセマ、恐ろしいことに、
直接のライバルであるイーライリリーのエース品「ゼップバウンド」との直接比較試験も。
この衝撃の直接対決ですが、
2023年11月にすでに試験開始されていて2025年8月に完了予定。
イーライリリーのエースに勝つとなると、かなりのインパクトですが
ノボとしては“勝算”があるからこそ、多額の費用をかけて試験を行なっているはず。
2025年8月、ここはかなりの注目ポイントです。
イーライリリー ゼップバウンド半額版&最強のオルフォルグリプロン
リリーとノボが痩せ薬の2強ですね。
≪イーライリリーの注目ポイント①≫
ゼップバウンド、低価格バージョン発売
24年8月、エースの「ゼップバウンド」の半額バージョンを販売開始。
さっそく価格破壊!?でしょうか。
半額バージョンは少し注射がめんどくさいとか、デメリットもあるみたいですが、
とくにアメリカで任意保険に入ってない所得層のひとは、こっち選びそうですね。
≪イーライリリーの注目ポイント②≫
-じつはこれが最強!?オルフォルグリプロン
飲み薬なのに①強力 ②便利 ③製造コスト安い(かも)
という3拍子そろった、理想の飲み薬がオルフォルグリプロン。
オルフォルグリプロンについて詳しくはYouTube動画でご覧ください。
気になる発売時期は?
いま、第3相試験が進行中みたい(肥満症(Obesity)と糖尿病の2つで)。
発売は2026年頃、でしょうか??
ロシュ 実は肥満症薬を3つも開発中
つづいて、医薬品業界の大物「ロシュ」
以外にもロシュは、やせ薬を3つも開発中!
すべて第1相試験。
あたり前ですが、ロシュは注射だけでなく飲み薬も開発中。
その効果は「4週で7%の体重減少」
たった1か月でこれだけ下がるのは、なかなか凄いですね~
2024年7月末に、ロシュのこの結果が公表されたことも一つの要因となって
対抗のイーライリリーの株価が大きくさがったほど。
イーライリリー期待のオルフォルグリプロンの体重減少効果は、「36週で15%減」
ロシュ「4週で7%の体重減少」
イーライリリー「36週で15%の体重減少」
これ、どっちが効果が強いの?? って思いますよね。
いまのところ期間がぜんぜん違うので、なんとも言えませんが、
けっこういい勝負になるのではないでしょうか。
アムジェン 独自ポジションで攻める肥満症薬マリタイド
最後にアムジェン(AMGN)。
何気に注目すべきなのが、この会社です。
アムジェンの大きな特徴は「肥満症における独自ポジション」。
もっと具体的には「他剤よりも体重のリバウンドが少ない(可能性がある)」という点。
リリーやノボの薬は、強力な反面、やめたら体重がリバウンドしてしまうというのが弱点。
でも、アムジェンのやせ薬は、徐々に飲む量を減らすことができて、最終的に止めたとしても急激なリバウンドがおきないように設計されているみたい。
しかも、アムジェンのやせ薬、じつは開発は結構進んでおり、
すでに、第2相試験を完了済み。
第2相データは2024年後半に公開予定で、第3相の計画も順調に進んでいるとアムジェンから発表されています。
イーライリリーやノボと比べると、やや遅れているアムジェンですが、
リバウンドがすくない「独自ポジション」で
アムジェン、これからノボやリリーに追いつくことができるか?注目ですね。
というわけで、本日の内容は以上です。