※記事内には広告が含まれています
こんにちは、けいとです。
本日も資産形成のヒントを探していきましょう。
本日は、アステラス製薬です。
アステラスの本決算、かなり良かったですね。
売上・利益ともに過去最高。

少し前まで、
「イクスタンジが特許切れしたら大丈夫なの?」
「高配当だけど、業績はかなり厳しいのでは?」
という不安がありましたが、今決算でだいぶ見え方が変わってきましたね。
ただし、個人的には
「完全復活!」とまではまだ言い切れない
と思っています。
今回の結論はこちら。
『アステラスの復活シナリオは大きく前進。 ただし、本当の答え合わせは2026年』
ここから、できるだけ分かりやすく整理していきます。
※あくまで個人の情報整理であり、投資助言ではありません。
▼“2027年問題”はかなり和らいだ
アステラスの最大の課題は、なんといってもイクスタンジです。
イクスタンジは、前立腺がんの薬で、アステラスの超主力品。
売上規模はかなり大きく、これが2027年以降に特許切れや米国IRAの影響を受けていく見込みです。

つまり、アステラスは
イクスタンジで稼げるうちに、次の柱を育てられるか?
ここが最大のテーマでした。
で、今回の決算を見ると、かなり良い方向に進んでいます。
イクスタンジ後を担う5つの重点成長品が、合計で4,800億円。
前期比では+1,400億円。
内訳はこんな感じです。
・パドセブ:2,200億円
・アイザーヴェイ:780億円
・ゾスパタ:720億円
・ビロイ:630億円
・ベオーザ:460億円
正直、ここまで伸びてきたのはかなり大きいです。
以前は、
「イクスタンジが落ちたら、その穴を本当に埋められるの?」
という不安が強かったですが、今回の決算でその心配はだいぶ和らいだと思います。
もちろん、完全に安心というわけではありません。
ただ、売上の“谷”は思っていたより浅くなる可能性が出てきました。
▼アステラスは3ステップで見ると分かりやすい
アステラスの今後は、3ステップで見るとかなり分かりやすいです。
① イクスタンジで稼ぐ
② 5つの成長薬で谷を埋める
③ ASP3082で次の成長を狙う

今はまだ、イクスタンジが稼ぎ頭。
ただし、2027〜2029年あたりに売上の谷が来る可能性がある。
そこで、パドセブやアイザーヴェイなどの成長品で、その谷を浅くする。
さらにその先で、ASP3082のような次世代薬を育てる。
この流れがうまくいけば、アステラスは本当に復活したと言えそうです。
▼2026年に見るべきイベントは2つ
では、ここから何を見ればいいのか?
個人的には、2026年に見るべきイベントは2つだと思っています。
1つ目は、パドセブの適応拡大。
期限は8月17日。
パドセブは、5つの成長品の中でもダントツで重要な薬です。
すでに売上規模も大きく、今後さらに伸びる可能性があります。
そして今回のポイントは、膀胱がんへの適応拡大。
これが通れば、パドセブの売上がもう一段伸びる可能性があります。
いま売れている薬でありながら、まだ伸びしろもある。
ここがパドセブのかなり強いところですね。
2つ目は、次世代の大型薬候補『ASP3082』の最終試験開始です。
ASP3082は、KRAS G12D変異のがんを狙う薬。
かなりざっくり言うと、これまで薬で狙いにくかったがんを狙う次世代の大型薬候補です。
もちろん、まだ期待先行の部分はあります。
ここは冷静に見た方がいいです。
ただ、もし成功すればかなり大きい。
アステラスにとって、次の成長ストーリーを作れる可能性があります。
なので2026年は、
短中期ではパドセブ。
中長期ではASP3082。
この2つが大きな注目ポイントになります。
▼もちろん注意点も
ここまで見ると、かなり前向きな話が多いです。
ただ、念のため押さえておきたい注意点も。
1つ目は、2026年度からイクスタンジが減収に向かうこと。
成長品が伸びる一方で、イクスタンジは約500億円の減収見込みです。
2つ目は、研究開発コストの増加。
新薬候補が後期試験に進むのは良いことですが、当然お金もかかります。
3つ目は、アイザーヴェイの減損リスク。
アイザーヴェイは成長品ですが、期待が大きい分、計画未達だったときのダメージもあります。
なので、今回の決算だけを見て
「アステラス完全復活!」
と決めつけるのは少し早いと思いかと。
個人的には、
2027年問題はかなり和らいだ。 でも、完全復活を証明するのは2026年。
このくらいの見方がちょうど良いかなと思っています。
今回のメルマガでは、アステラスの復活シナリオをざっくり整理しました。
ただ、動画ではもう少し深掘りしています。
特に、
・パドセブはどこまで伸びる可能性があるのか
・ASP3082はなぜ期待されているのか
・2026年に株価材料として見たいポイント
・逆に、どこで失速すると危ないのか
このあたりは、スライドを使って詳しく話しています。
アステラスを持っている方、
高配当株として気になっている方、
ぜひYouTubeもご覧ください。
というわけで、本日は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
※あくまで個人の情報整理であり、投資助言ではありません。最終的な判断は、アステラス製薬のIR情報や公的機関の発表をご確認ください。

