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こんにちは、けいとです。
本日も資産形成のヒントを探していきましょう。
今日は、第一三共です。
4月末にガツンと下げたあと、株価はなんとも言えない動きが続いています。
「これ、もう買い場なの?」
「いや、まだ危ないの?」
こんな感じで迷っている方も多いのではないでしょうか。
本日のテーマは、
「急落後の第一三共は買い場なのか?」
結論からいうと、個人的にはこちら。
“終わった成長株”ではない。 ただし、すぐ飛びつくには、まだ確認したいことがある。
という見方です。
※あくまで個人的な情報整理であり、投資助言ではありません。
目次
▼まず結論。見るべきは2つだけ
今回の第一三共を見るうえで、細かい話はいろいろあります。
ただ、個人的にはかなりシンプルに考えています。
見るべきポイントは、この2つです。
① ダトロウェイが次の柱になれるか
② 売上の伸びを、ちゃんと利益に変えられるか
この2つです。
エンハーツは強い。
これは間違いありません。
ただ、2030年度に掲げている、
売上3兆円
営業利益6,000億円
という目標を考えると、エンハーツだけでは少し物足りない。
だからこそ、
次の柱であるダトロウェイ
売上を利益に変える力
この2つが、今後かなり大事になってきます。
逆にいうと、この2つが見えてこないうちは、
「急落したから即買い!」
と考えるのは、少し早いかなと思っています。
▼エンハーツは大丈夫そう。でも、それだけでは足りない
まず安心材料から。
第一三共の大黒柱であるエンハーツは、今のところ堅調です。
今回の発表を見ても、
「エンハーツの需要が崩れた」
「主力薬が急にダメになった」
という話ではなさそうです。
ここは、ひとまず安心材料だと思います。
ただし、問題はその先です。
第一三共は2030年度に、
売上3兆円
営業利益6,000億円

売上は約1.4倍。
営業利益は約2.6倍。
つまり、
売上以上に、利益を大きく伸ばす計画
です。
ここが今回の一番大事なところ。
エンハーツが順調なのはプラス。
でも、2030年目標を本気で達成するなら、
「エンハーツが大丈夫そう」だけでは足りない
ということですね。
そこで重要になるのが、次の柱候補であるダトロウェイです。
▼宿題① ダトロウェイが本当に大きくなるか
1つ目の宿題は、ダトロウェイです。
いまの第一三共は、エンハーツが強い。
これは間違いありません。
ただ、次の成長を考えると、
エンハーツの次に続く薬が必要
になります。
その候補がダトロウェイ。
ただし現時点では、エンハーツほどの存在感はまだありません。
ここから本当に大型薬になれるか。
特に、肺がんの領域で伸びられるか。
ここがかなり大事です。
個人的には、2026年下半期に予定されている肺がんデータが、かなり大きな答え合わせになると思っています。

ここで良い結果が出れば、
「ダトロウェイも次の柱になりそう」
という見方が強まる可能性があります。
逆にここが微妙だと、
「2030年の売上3兆円、大丈夫?」
という見方になりそうです。
▼宿題② 売上をちゃんと利益に変えられるか
2つ目の宿題は、利益です。
ここもかなり大事です。
第一三共の中計では、売上は約1.4倍。
一方で、営業利益は約2.6倍を目指しています。
これ、かなり強気です。
もちろん実現できれば、めちゃくちゃ強いです。
ただ、医薬品ビジネスは単純に、
「売上が伸びたから、利益もそのまま伸びる」
というものではありません。
研究開発費もかかります。
販売費もかかります。
提携先との利益分配もあります。
特に第一三共は、アストラゼネカやメルクとの提携もあります。
なので大事なのは、
売上が伸びるか?
だけではなく、
その売上から、どれだけ利益が残るか?
です。
ここは今後の四半期決算で、しっかり確認したいところです。
▼個人的な見方
というわけで、第一三共については、
“終わった成長株”と見るのは早い。
これは個人的にそう思っています。
エンハーツは堅調。
ADCの成長ストーリーもまだ生きている。
ただし、
急落したから即買い!
というよりは、
ダトロウェイと利益率を確認しながら見る銘柄
という立ち位置かなと。
株価が下がると、どうしても「安いかも」と見たくなります。
でも、本当に大事なのは、
株価が下がった理由が一時的なのか。 それとも、成長ストーリーが崩れ始めているのか。
ここだと思います。
その意味で、第一三共はまだ判断材料を集めたい銘柄です。
ここまでメルマガでは、第一三共を見るうえでのポイントを2つに絞って整理しました。
ただ、正直にいうと、今回の話は文章だけだと少し分かりにくい部分もあります。
特に、
・なぜダトロウェイの肺がんデータが大事なのか
・営業利益6,000億円という目標はどれくらい高いハードルなのか
・アストラゼネカやメルクとの提携が利益にどう影響するのか
このあたりは、スライドで見た方がかなり理解しやすいです。
このあたりは、スライドで見た方がかなり理解しやすいです。
動画では、このあたりを図で整理しながら、もう少し詳しく解説しています。
第一三共を持っている方、これから買うか迷っている方は、ぜひ動画もあわせてご覧ください。
