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こんにちは、けいとです。
本日も資産形成のヒントを探していきましょう。
今回は「医薬品株ニュース|8月編」
最近の決算やニュースをもとに、注目の製薬3社をピックアップ。
こんな方におすすめ👇
-高配当の安心感がほしい
-医薬品株で長期的に仕込みたい
-一時的な“売られすぎ”をチャンスにしたい
今日の注目3社はこちら
📌 武田薬品(4502)
📌 大塚HD(4578)
📌 中外製薬(4519)
それぞれに、成長の芽 or 試練の局面が訪れています。
スマホ片手に、2分でサクッとチェックしていきましょう!
武田薬品(4502)
世代交代は順調か。2025年度、だいじな新薬の芽を育成中!
📉 決算はちょっと残念?
7月末のQ1決算では、営業利益が前年同期比▲12%。

主な原因は「ビバンセ(ADHD薬)」の特許切れ。
実はまだ580億円(Q1だけで)も売り上げており、予想以上の“粘り腰”。
しかも2026年1月に無形資産の減価償却が終了し、これからも利益貢献してくれそう。

ビバンセはやや残念ですが・・
製薬会社として特許切れのダメージはビジネスモデル上避けられないところ。
なので肝心なのは、これから稼ぐための”新薬の芽”がちゃんと育っているかどうか?ですよね。
🌱 これから期待のポイント
- これからを担う「成長製品+新製品」で売上構成の50%超え ⇒この比率はまだまだ高まりそう

- 次世代薬「TAK-861」:ナルコレプシー治療薬 ピーク時20〜30億米ドル⇒今決算によると『25年9月にデータ発表』とのこと。ここは注目
- 超大物候補「ザソシチニブ(乾癬治療薬)」:2026年申請予定、売上ピーク時予想はMaxで9,200億円!⇒今後の株価上昇のポイントですね。

📌 武田薬品が今しているのは、“次の柱づくり”。
いまは過渡期だからこそ、仕込みタイミングとして「検討の余地あり」でしょうか。
大塚HD(4578)
👉 絶好調だけど…エース薬に思わぬ暗雲
まずは最新決算から(2025 第2四半期)。
ひとことでいうと、 業績は絶好調!
- 医薬事業は過去最高業績を視野

- エース「レキサルティ(抗精神病薬)」:半年で1,500億円突破(+27%)
- レキサルティに大塚の自社開発品。これが伸びたことで、利益率も大幅改善中

ただし、気がかりなニュースも…

7/18、レキサルティな新たな成長ドライバーとなる『PTSDへの適応追加』についてFDAの諮問委員会が開催され…
11人中10人が否定的という厳しい結果に。
- 臨床試験に一貫性がない
- 有効性も「不十分」との評価
これに対する大塚HDの見解:「追加試験が必要なら、開発は断念するかも」
つまり、これ以上の伸びしろにブレーキがかかる可能性も。
ただ、レキサルティ自体の基盤はしっかりしているため、短期的には安心感あり。
中外製薬(4519)
👉 肥満症薬に期待集まるも…“期待外れ”で株価急落!?
8月にショックなニュースが…

期待されていた肥満症“飲み薬”「オルフォルグリプロン」ですが、
発表されたデータでは体重減少効果 -12%。
→ ライバルであるノボノルディスクの飲み薬(-15%)に届かず、株価は▲20%の急落。

✅️でも、じつはまだ魅力は大きい
- ライバルのノボノルディスク製よりもコスト安&製造しやすい低分子タイプ
- 飲みやすさではライバルよりも便利!(※ノボの飲み薬は、飲んだ後30分間は飲食したらダメ!)
これを踏まえると、「体重減少が何%か?」っていうシンプルすぎる比較はナンセンスでは??
つまり、今回の 失望売り=割安チャンスと捉えてもよいのではないでしょうか。
「叩かれすぎ」からのリバウンド期待もできそう。
少しでも参考になれば幸いです。
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できるだけわかりやすく解説してるので、気になる方はぜひご覧ください
こちらから。