※記事内には広告が含まれています
フルリモートで「経営に近い副業」を！毎月の給料に+20万
☆週1の副業で+20万/月が目指せるサイト
こんにちは、けいとです。
本日も資産形成のヒントを探していきましょう。
本日は、医薬品株ニュース 6月中旬編
❶ 第一三共
エース「エンハーツ」、売上の伸びが加速か
❷ 武田薬品
業績は上向きにも関わらず、社長再任に「否定」の声？
❸ 塩野義製薬
JT医薬買収でさらなる伸びしろ。株価は「年初来高値」
こちらの3つを取り上げます。
詳しく知りたい方はYouTubeをどうぞ。
❶ 第一三共 エース「エンハーツ」、売上の伸びが加速か
6月2日に開かれた「抗がん剤」に関する説明会。
そこで発表された内容をカンタンにご紹介。
内容は「エースのエンハーツ、更に伸びが加速しそう」というもの。
エンハーツは、2025年度の売上目標は「7,615億円」
前年から1,000億円の売上アップという、とんでもない伸びを見込んでいます。
エンハーツは、2025年から始まる爆伸びイベント（適応拡大）がたくさん。
①HR陽性/HER2低発現乳がん・化学療法未治療（試験：DESTINY-Breast06）完了
②HER2陽性転移性乳がん1次治療（試験名：DESTINY-Breast09）
③HER2遺伝子変異NSCLC 1次治療（試験名：DESTINY-Lung04）
④HER2陽性ネオアジュバント乳がん（試験名：DESTINY-Breast11）
⑤HER2陽性 転移性胃がん2次治療（試験名：DESTINY-Gastric04）
すでに①は完了しており、今回のニュースは②に当たるもの。
乳がんの1次治療での臨床試験「DESTINY-Breast09」での成功です。
エンハーツ＋ペルツズマブ治療群の無増悪生存期間は、【40.7か月】。
標準治療群の【26.9か月】を大きく上回る結果に。
これで「軽症段階からエンハーツが使える」適応拡大につながり、
2025年度は売上目標『7,615億円』へ向けて追い風になりそうです。
今後はさらに複数の試験データも控えており、
上でご紹介した“爆伸びイベント”が次々と予定されています。
ちなみにエンハーツに引っ張られる業績好調で、配当も増額予定（年間78円）。
❷ 武田薬品 業績は好調も…社長再任に「否定」の声？
6月7日、議決権助言会社ISSが、ウェバー社長の再任に「反対」推奨を発表。
すでに2026年6月の交代が決まっているにもかかわらず、2年連続の反対意見。
創業家やOBによる「武田の将来を考える会」も再任に反対を表明。
一方で、2025年度から業績は上向き。
大黒柱「エンタイビオ」は売上【9,140億円】で好調。
2025年度には【1兆円超え】が現実味を帯びています。
さらに、2025年後半には“後継候補”となる重要新薬「ザソシチニブ」の試験結果も発表予定。
売上規模は最大で『9,200億円』との試算もあり、この試験結果は株価にも影響しそうです。
ただし、ROE（自己資本利益率）は依然として【1.5％】と低水準。
国内大手製薬の平均11％と比べても見劣り。
このあたりが武田の社長「再任反対」を後押ししているようです。
❸ 塩野義製薬 JT医薬買収でさらなる伸びしろ。株価は「年初来高値」
先月、JT医薬事業の買収を発表した塩野義株が好調。
株価はついに「年初来高値」を更新。
この買収で、JTの医薬品部門（計1,700名）が塩野義グループへ。
これによりアレルギー関連の製品群などが大幅拡充。
さらに塩野義にさらなる伸びしろです。
とくに注目は、JT子会社「鳥居薬品」のシダキュア（スギ花粉症治療薬）。
過去の閣僚会議で、シダキュアの2025年「倍増計画」が決定済み。
そのため、JT子会社の鳥居薬品は、数年前からシダキュア増産に取り組んでいたところ。
ようやく増産体制が整い、おそらく2026年には更に売上が伸びるはず。
そのタイミングで塩野義が買収したわけですね。
また、塩野義本体の大黒柱「HIV治療薬の*ロイヤリティ収入」も引き続き好調。
今の売上は2,400億円で、塩野義のトータル売上の半分以上を稼ぐ。
まだまだ伸び続けており、2030年まで成長見込み。
業績のほうは、現在4期連続で過去最高益を更新中。
2025年度も「14期連続増配」を予定しており、好調を維持しています。
というわけで、本日は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました！
もっと詳しく知りたいという方は
動画解説もぜひご利用ください。
